- 2009-05-16 (土) 23:12
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国内線では1日3~4便乗務します。
勤務スケジュールによっては1日1便・・・なんていう日もありましたよ。
例えば羽田空港と新千歳空港を1往復半するとします。
出発時刻の約15分前にお客様がご搭乗になり、飛行機が動き出してから
1時間15分ぐらいで新千歳空港に到着します。
到着後、次便までのインターバルは約40分。
(10時に到着した場合、次便の出発時刻は10時40分ということです)
しかし、前便のお客様が降機するのに10分ぐらいかかります。
また次便の出発時刻より15分前に搭乗案内をかけるので
実際にインターバル時間は15分ぐらいしかありません。
この15分間は次便のための準備時間です。
新聞整理、ドリンクやミールカートのセット、セールス商品の準備、お化粧直し等です。
食事時間帯であればこの時間にお弁当を食べます。
だから客室乗務員は早食いになるのです。(笑)
遅れて到着するとこのインターバル時間はもっと短くなります。
ですから1往復半のフライトが終わるまではほとんど休憩する時間はありません。
(会社やその日のスケジュールによって全てがこの通りではありません)
そんなある日、3便乗務して羽田空港に着陸しました。
「ありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい」とご挨拶をしていると
80歳ぐらいのお年を召した女性のお客様が私の前で立ち止まり、
「ありがとうございました」と90度のお辞儀をされました。
私は何十年も人生の先輩にこんなに頭を下げられて大変恐縮しました。
「こちらこそありがとうございます」それ以上に頭を下げてお礼を申し上げました。
私のような小娘に(お客様からすると)90度頭を下げるのです。
私にも同じことができるだろうか?
年齢を重ねた一人の女性の「謙虚で丁寧な振る舞い」を目の当たりにし、
心が熱くなりました。
肉体的には大変疲れていましたが、「教え」を頂き背筋が伸びました。
客室乗務員は心を尽くして一生懸命お客様をもてなしていますが、
実はお客様からもてなして頂くことも多いのです。
すばらしい仕事ですね・・・
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