- 2009-06-03 (水) 21:26
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客室乗務員は保安要員として飛行機に乗っています。
お客様がご搭乗になり離陸するまでに担当区分の安全確認をします。
確認の内容はアナウンスや非常用設備案内のビデオで流されている通りです。
・シートベルトの着用(ねじれ、緩みがない状態)
・座席のリクライニングとテーブルの定位置
・手荷物は前の座席の下に収納
・電気・電子機器の電源OFF
・物入れのふたが閉まっていること
しっかり確認しないと窓側に座っていらっしゃるお客様のベルトや足元の手荷物は見えません。
一人一人しっかり確認をするのです。
だからと言って長い時間をかけてじーっとお客様を見ることは不快に思われるでしょう。
あくまでもスマートに・・・
安全な状態になっていない場合にはお客様に声をかけなければなりません。
新聞を読んでいるお客様へ、お連れ様同士で会話を楽しんでいるお客様へ、
仕事をしながら厳しそうな表情をされているお客様へ、
飛行機が遅れてピリピリとした状態の中で声をかけることも日常茶飯事です。
表情、言葉遣いや声の大きさなどに注意を払って依頼をします。
担当するポジションによって多少異なりますが、40~50席ぐらい確認をします。
O.J.T.(地上訓練終了後、インストラクターのもとで行う実機訓練)の時は
手荷物の確認モレ、次の便ではテーブルとリクライニングの確認モレ・・・という状況で
いつになったら完璧に確認ができるようになるのだろうか?
一人前になることができるのだろうか?と不安に思っていたほどでした。
担当区分は客席だけでなくGalleyと言われる台所みたいな所やトイレも含まれます。
定時に影響を与えることがなく「確実」、「迅速」、「丁寧な対応」で離陸前の安全確認をする事が
非常に難しかったことを今でも覚えています。
この安全確認は着陸前にも同様に実施いたします。
過去の事例から離着陸時に緊急事態が発生しやすいからです。
離陸後3分、着陸前8分の11分間は最も緊張する時間で、客室乗務員も必ず着席しています。
航空会社にとってお客様から信頼を得るために「安全」は当たり前ですが、
「ミスをしない人間はいない」その人間によって行われるため、当たり前ではないこと、
その前提を踏まえた上でどのように取り組むべきか、責任の重さを常に感じながら乗務していました。
「飛行機のニュース」が報道されるととてもつらく、胸が痛みます。
客室乗務員を目指す方へ少人数制のセミナーを9月から開講します。
ご興味のある方はお気軽に n-tanaka@ginseiad.co,jp
までお気軽にお知らせ下さい。
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